∞タロットは古代の心理分析∞

タロットは未来を予知します。ただ、それは超然的存在、例えば、神仏や霊などの介在があるわけではなく、
全観的な未来なのです。人間が最もわかっていないのは自分自身、そして自分の心とは何かという事実です。

人間には潜在能力があります(例えば超能力と呼ばれるものです)。重要なのは未来を予知する力で、
実は潜在的に誰もが持っているものです。しかし日常に埋もれた人間の意識は、様々な既成概念に毒されていて、
自己に不都合な現実を認めようとせず、ただ、あってほしいという願望を混じえた虚構を求めるのです。

変化を恐れる者に未来はありません。現状維持派は決して幸せになれない人種です。運命の決定権は自分自身にあるのです。
虚構と幻想の社会的マインドコントロールの中には病める者達の狂気しかないのです。
保守・右翼復古主義と拝金主義は滅亡への道しか意味しません。宗教・政治・経済・倫理などの全ては幻想であり狂気です。

自らの手で自らの求める自分だけの幸福をつかみ取る方法、それはあなたの潜在意識にあります。
自分を納得させる事が最も困難な事なのですから自分を納得させられた者は、全ての力を出し切ることができます。
つまり、そういう人はどんな困難にも負けません。

キリスト教グノーシス派は内なる神をとなえて、プロテスタントの基となり、悪虐非道のカトリックと戦いましたが、内なる神の声を聞く術が
タロットだとも言えるのです。私は神を信じません。宗教その物を狂気と規定しているからです。その上で、狂った方が幸だと思う人も、
アホはアホなりに生きる権利はあると認めています。しかし、それは人間という理性を持つ存在ではあり得ないので、ケダモノ以下です。
人間はその理性が種の特異性、思考によって進化した種族なのです。

自然の創った我々は、内なる自然に則って生きることが生命の使命と知るからです。


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